2008/05/27

稲の苗は順調に伸びています。

5月7日に播種したコシヒカリは、順調に生育中です。
自家採取の籾を冷たい川の水に約一ヶ月間つけて、
アブシジン酸を洗い流した期待の籾は、見事に発芽不良で大失敗。

直後の5月7日に鳥原の渡辺陽一さんから分けてもらった籾で再チャレンジ。
今回は見事に発芽も揃って、5月26日現在は、農場の田んぼでプール育苗をしています。

美味しいお米は6月にお田植えし、稲が開花、
登熟してゆく段階が夏の暑さのピークを過ぎて、夜の気温が下がってくるように
設定するのが良いと言われています。

私たちが小学校の頃は、お田植えの時期は大忙しですから、学校も「農繁休暇」ということで子供たちも田んぼに駆り出され、立派な労働力として機能していました。
その時期は6月10日~20日の間だったように記憶しています。

稲刈りは10月末~11月初旬。
農作業がすべて終わってホットしたところで、勤労感謝の日。
甲府近郊の農家はこぞって「えびす講」に出かけ買い物や、
大きなお祭りを楽しんだものです。

あの頃は農家の者は「働かされていやだな~」と、
非農家の者は遊んでいられて、それを羨ましく思ったものです。

それが、今では農業をしたくてしたくて、
毎朝目が覚めれば農業のことしか頭にないのですから。

身体に刷り込まれたものは貴重だし、素晴らしいことですね。  

        むこうやんま

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「自然と共生」される事業について感動し、啓発されております。
県内外に情報と交流の輪を拡大されますよう願っております。