2007/11/13

白州の秋風景



トトロの家のまわりの秋をお届けします。

2007/09/30

チェンバロの枝に咲く琥珀色の声…。



 先日、10月28日に行われる[五風十雨農場収穫感謝祭・ソラシドコンサート]のリハーサルに立ち会うことが出来ました。練習とはいえそこはさすがプロフェッショナル、1曲目から引き込まれてしまいました。メゾソプラノの羽鳥典子さんとチェンバロの小俣淳子さんの演奏は、静かで深く…清楚で品のある…ちょうどフェルメールの世界そのものでした。チェンバロの枝に咲く琥珀色の声…。送られてきた魅力ある演奏曲目と構成、、、特にソプラノの稲村さんとの二重唱の「アメージング グレイス」は聞き逃してはいけません。そして小俣さんのチェンバロソロ演奏も…。

 日一日と深まり行く秋に心を合わせながら、楽しみに待つ番頭です。
 羽鳥典子(はとりのりこ)さんのHPをぜひお訪ねください。農場HPの「知恵の輪ネット」からも入れます。

2007/09/23

祭りはいつもいいですね。



 今日は日曜日、お休みしようかとも思いましたが、夕方から雨だと田んぼがぬかるんであとの作業に影響が出るので稲刈りをしていましたら、どこからか太鼓の音が…お賽銭をと思って駆けつけました。
 ちょうどコスモスの花が真っ盛りの五風十雨農場の看板の前を通過するところでした。善男善女や子供たちがおみこしを担いでいました。子供たちもはしゃいでいたり…。何よりこれだけの子供がいたら限界集落になるのはだいぶ先のことだなと感じられます。
 何処の祭りもそうですが、華やいだ雰囲気が何より嬉しいですね。 

むこうやんま

2007/09/16

2007/09/08

菜種油を搾りました。


昨年9月に蒔いた菜種を7月に収穫した30キロを、180万円もする搾り機を購入してくれた山梨大学に持ち込んで油を搾りました。向山塗料でも搾油機は持っているのですがチャチなものですから、大学にお願いしました。30キロから20%の効率で油が取れますから、約6リットルが搾れました。150坪の土地と育てる、収穫する労力からするととてもペイするものではないな~と思いました。お金さえ出せば簡単に手に入る「てんぷら油」も実際に作り出すには・・・・と思うととても大変なことで、油を自給自足する、ひいてはデイーゼル燃料にとの願いは道遠しの感じです。同じエネルギー作物の「ひまわり」も、もうすぐ収穫になります。

2007/08/27

沢には沢蟹が。


8月24日に甲府西幼稚園の年長さん43名が、引率の先生8名と農場にやってきました。今年は雨がなかなか降らず渇水気味で、小さな沢にはチョロチョロとしか流れていません。何でも探し出す名人の子供たちは、この沢で蟹を見つけ出しました。それも20匹くらい。私も蟹がいるなんて思っていませんでしたので驚きました。またカブトムシは見つかりませんでしたが、クワガタは小ぶりでしたがいっぱいいました。誰が世話をするのでもないのに、自然、天然に勝手に虫たちが生まれているのが確認でき、生物多様性の見本になるところだと、改めて感じました。

2007/08/25

畑には蛇も。



五風十雨農場では甲州もろこしを栽培しています。昔から穀物として粉にして、「お焼き」などにして食べていたものです。焼いて食べても美味ですが、車までもが食べるようになって高騰するばかりでなく、輸入が止まることも考えて飼料作物としての利用も考えています。この畑にも農薬、化学肥料は使っていないので、様々な生き物に溢れています。この「やまかがし」君はとうもろこしの葉の上で蛙を食べています。このつぶらな目のかわいいこと。 

投稿者:むこうやんま

2007/08/21

生態系の頂点


 五風十雨農場の化学肥料も、農薬も使わない田んぼには水生昆虫、泥の中の糸ミミズ、ユスリカ、ヤゴなどから、トノサマガエル、ばったやトンボに蜘蛛、本当に様々な動物たちがいっぱい豊かに暮らしています。それぞれが食べたり、食べられたりと複雑にかかわりながら、全体のバランスをとっています。田んぼの生態系の頂点に立っているのが鳥類、6羽の鴨が農場の田んぼに住みついているようで、ビオトープで毎日泳いでいるのが確認できます。主要な食べ物は蛙みたいでこの田ではおたまじゃくしもあまり見ることは出来ません。これだけの生き物が豊かに暮らせることは、人間にとっては「安全安心のお米の生産」をしていることでもあり、絶滅危惧種を含めた動物たちには天国を提供していることになるのかな?

投稿者:むこうやんま

2007/08/19

稲の花


誰が見ても花だと分かるものと、一見花かどうかわからない花もあります。稲の花も目立たないものの一つです。穂の周りに白く見えるのがおしべです。

投稿者:むこうやんま

向日葵


暑いときにはやはり向日葵ですね。6月4日に景観と、エネルギー作物として油を得ようとして、「春りんぞう」を五風十雨農場に蒔いたものです。二ヶ月で開花、9月後半が収穫期です。
今が満開、見ごろは後2週間くらいでしょうか。ところで向日葵は名前のように太陽に向かうものと思っていましたが、この向日葵は全部太陽に背を向けています。どうも向日葵の花は朝日が出る方向に顔を向けて、いつも太陽に向かって首を振っているのでは無いことがわかりました。
そんな器用な花があるかは知りませんが、向日葵の花は朝日の方向で固定されていると分かったのは、私の今年の大発見でした。 

投稿者:むこうやんま

2007/08/15

暑い今のうちに。


暑いと涼しいが行ったり来たりの白州です。
暑い今のうちに、とことん心の洗濯をして、さっぱりの心で秋を迎えたい心境です。

2007/08/13

タソガレノアカイキラメキ


黄昏の紅い煌めき…これは遥か昔、NHKで見たドラマのタイトルです。
夕方、ふと見上げた空に茜色に染まり始めた雲が輝いていました。こんな時いつも思い出すのがこのタイトルです。あのドラマをもう一度見たいなあ…。
きょうは盆の入り。風景の中に迎え火の白い煙が静かに登って行きました。

2007/08/11

横手風景



暑い所に住んでいる皆さんへ涼しい横手風景をおすそ分けです。

2007/08/08

立秋。





残暑お見舞い申し上げます。
白州横手のさわやかな「空」をお届けします。

2007/08/06

ピクニックランチ。


 この夏、五風十雨農場では白州産の農作物を中心にした「ピクニックランチ」が好評です。
5日の日曜日には、5歳児からシニアまで3組、総勢30名の皆さんがおいでくださいました。

 農場の綿羊広場に車を置いて、トトロの家まで散歩していただける方ならどなたでも大歓迎です。自然がプロデュースしてくれる野の小道をゆっくり歩いても10分で到着します。

 なにって、特別な料理はお出し出来ませんが、農場スタッフが全員協力でおもてなしをさせて頂きます。ヒゲのエコロ爺こと向山代表の、わかりやすくて為になる”地球の話”に耳を傾けながら楽しいひとときをおすごしください。そうそうトトロの家の庭に日除けをつくりました。白州横手は湿気がないので気分爽快ですが高原ですから日差しは強いです。帽子をお忘れなく。

 「ピクニックランチ」のご予約は1週間前までにお願いたします。ランチ料金は大人一人800円から、子供さんは大人料金の半額です。ご予約はお一人様から承ります。

お申し込み先はTOPページの左下にあります。
ランチのあとのお昼ね、、最高です。

 
 
 

2007/08/01

8月1日


暑中お見舞い申し上げます。

2007/07/31

仕合せな毎日。


 7月もきょうで終わりです。今月も毎日生まれる新しい仕合せに包まれました。
 或る時、向山代表が外に出て自然の豊かな恵みを味わいなさい…と声掛けをして下さいました。HPも開設し、通信10号の編集も終わった今は日の暮れるまで畑にいます。
 夏でも涸れない甲斐駒ケ岳から流れてくる真清水が、せぎを勢いよく流れ下ります。鳥の声、蝉の声、吹き渡る風、青い空、白い雲、農作業する人の姿、散歩する人、ゆったりした会話、通り雨、、、聞き耳をたてず、目に力を入れず、強い意志を持たず、私は私から離れて高いところから白州の横手の畑を見下ろしています。名も無い草も土も水も、ここにある何もかもが大切な命であることを実感した7月です。

2007/07/24

秋の新作バッグ


古代布を使ったバッグ作家MACHIKOさんの秋のコレクションが届きました。
センス抜群なMACHIKOさんのバッグはフアンが沢山いて、なかなか手に入りません。
このバッグはリバーシブル仕様です。その日の装いにあわせて使いたいバッグです。

2007/07/23

とれたて野菜



白州は名水の里。水道の蛇口をひねればおいしい水がジャーってでます。採れたて野菜をささっと洗って食卓へ。農場ではピクニックランチ始めました。おいしい水と、おいしい野菜とおいしい空気を食べにお出掛け下さい。

2007/07/20

みんな幸せに


7月11日に五風十雨農場では、NPOメダカのがっこうのメンバーにきてもらい、田んぼの生き物調査を行いました。化学肥料も農薬も使わないで生き物に溢れた田んぼからは、安心なお米がとれるんです。今年は甲府西幼稚園生50人もきてくれました。私はしっかり見ていませんでしたが、子供たちはクローバ畑から幸せになる四葉のクローバだけでなく、五葉のクローバも見つけてきました。それも結構たくさんあるようです。私も見つけよう~~っと。  

投稿者:むこうやんま

2007/07/01

今日から7月。

7月になりました。この花は、「おりひめ」という名前のなでしこです。色はバニラ色、七夕の頃に咲きます。ずーlと見ていたい一鉢です。

2007/06/30

顔合わせ。

「五風十雨農場感謝祭2007」で苔玉盆栽と、花の寄せ植え塾を担当してくださる窪田さなえさんと、吉田ご夫妻の初顔合わせをしました。お二人ともはじめての出会いでしたがそこはプロ同士、素晴らしいひと時でした。そうそう7月9日には、同生活塾”ソラシド音楽会”主宰の羽鳥典子さんと小俣淳子さんが環境視察のため農場においでになります。

2007/06/26

梅酒仕込み。

農場の山の畑で育った大粒梅をきょう仕込みました。日本酒の甘口・辛口と、焼酎の甘口とはちみつタイプの5瓶です。自然に育った自然梅は大きさもまちまちですが、安心安全のひと粒です。6ヵ月後にコハク色の梅酒に再会するまで、大切に縁の下へしまいました。

2007/06/25

芸術作品です。





投稿者:むこうやんま

2007/06/24

花の小道。

「北杜市長坂町こあらま」にある”花の小道”からの甲斐駒ケ岳の眺めは素晴らしいです。花の小道の吉田ご夫妻を訪ねる時は決まって、ハウスの南側に出て大パノラマを堪能します。七夕を前に今頃は ”おりひめ”と言う名前の、バニラ色のなでしこが咲いていることでしょう。近々”おりひめさん”に会いに登って行きますよ。

2007/06/22

きょうは夏至です。

一年の中で最も昼が長い日のきょう、朝から音がするほど強い雨が降っています。もう夏至なんですね。玄関に掛けている麻の暖簾がそよいでいます。ここ白州では雨もきれいです。天からのシャワーです。雨なら雨なりに、晴れなら晴れなりに…ゆったりのんびりきょうの恵に感謝です。

2007/06/21

梅酒造りは26日。

きょう向山代表と農場長が大粒の梅を手もぎしました。梅酒用の日本酒を使って、26日に仕込みます。甘口と、辛口の2種類をつくります。飲み頃は12月ですか。待ちどーしいですね。皆さん美味しい梅酒を飲みにトトロの家においでください。

2007/06/20

看板。


 農場がわかりずらい…と言うお客さまのために、何ヶ所か看板を設置しました。トトロの家の入り口にもたてました。
 
 小さな看板ですから見落としてしまうかもしれませんが、環境を壊さないように配慮しました。この看板の裏のこんもりした所が沢になっていて、毎年ホタルがやってきます。今夜も見に行きましたがまだ来ていません。ホタルを見つけましたらお知らせします。

2007/06/18

白州に降る雨



梅雨に入って始めての雨。トトロの家には沢山の植物があります。黙っていてもその時期がくれば咲くのです。すごいことです。