
農場のエコハウスが着々と進行中です。
4月中旬から大泉町のアシストさんが木材の加工に入っていますが、
太い材を一本一本刻んで行くのですから、それは手間隙のかかること、
大変なことです。
3年前の冬場の新月期に伐った木を焼く半年、
葉をつけたまま(葉枯らし)山に放置して、水分や養分を飛ばしてから、
里に持ってきました。
この材は、地球の裏側や、赤道の向こうから遠い遠い距離を
二酸化炭素を沢山使って運んでくるのでなく、
地元の白州で伐ったものを使うのですから、まず地球の環境に
これほど優しい住宅はないでしょう。
日本ではウッドマイレージ、ゼロという住宅はめったにないことでしょう。
写真の畠中社長さんは、NPO国際新月協会の理事でもありますが、
勿論建築のことはプロですし、人生のことも教わっています。
この建物の中心は「おっことぬし」と呼んでいる大黒柱、
直径4メートルくらいはあるでしょうか。
それはそれは、とても見事な杉の木です。
職人さんたちがどの角度が一番個性を引き出せるか考えてくれています。
仕上がるのがとっても楽しみです。
むこうやんま