
6月6日、美味しい水づくりの第一人者、元信州大学の中本教授に
五風十雨農場に来ていただき、緩速ろ過についての青空講義と、
現地の調査をしていただきました。
農場ではエコハウスを建築中ですが、飲み水をどうするかは大きな検討課題です。
50メートルの深さの井戸を掘り、保健所の指導通りに
カルキも投入するということをメインとし、
サブシステムとして緩速ろ過を考えていました。
農場は山の中腹にありますので、斜面の途中から染み出してくる泉は
結構途絶えることなく、また小川も近くに流れています。
水道法では100人以下の利用者の場合は、
自己責任であれば法律は適用されないとのことです。
農場でお出しする水、料理も薬品の入った水は使いたくない、
生物が処理してくれる水は細菌もなくなっていて安心で、
安全、しかも生物がすべて処理したもののため、何の味も、においもしない、
まろやかなものになる、発がん性も心配なく
まさに理想的な水にできることが可能であると、先生はおっしゃいました。
井戸を掘ることは中止して、エコハウスの上流に沈殿池をつくり、
そこから3段の砂利などのろ過のバケツを通して飲料水にすることを決めました。
安全、安心で美味しい水を皆さんで飲んでいただけます。
処理過程も公開する心算です。
簡単だけど確実な生物処理の水が脚光を浴びることになるかも・・・・・。
むこうやんま
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