
この曲線の模様は、ナスカの地上絵ではありません。
三年前から地元白州町で冬場の新月期に私たちが伐採し、
山で葉をつけたまま枯らせた新月伐採の材木を虫たちが食べた食痕です。
日本の通常の建物は赤道の向こう側の国から、
北米、シベリアのツンドラ地帯など、
たくさんの労力と二酸化炭素を使って運ばれてきますが、
この木材はウッドマイレージほぼゼロです。
地産地消の環境に優しいものです。
普通のログハウスではこの食痕は削り取られて見ることはありませんが、
五風十雨農場では虫たちが残した芸術作品をそのまま残しています。
建物が仕上がったらこの模様は柱か、梁かどこかで見られます。
楽しみに見に来てください。
むこうやんま